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そんな秘密があったの!?間違った照明器具の選び方!ダウンライト編!!

目次

人気のダウンライト、選び方の基準とは??

新築住宅で人気なのがダウンライトですね。ダウンライトの選び方ひとつで空間のイメージが変わります。まずダウンライトの種類について解説していきます。

拡散タイプ

ダウンライトの発光の仕方の1つに拡散タイプと言う種類があります。

ライトから光が拡散されている様子がわかります。

図のように、光が広がっているようなイメージですね。これが拡散タイプのダウンライトです。よく使われる場面はリビングなどですね。明るいリビングにしたいのでしたら、拡散タイプがおすすめです。

集光タイプ

ダウンライトの種類のもう一つが集光タイプのダウンライトです。

ライトから光が直線的に発光している様子がわかります。

図のように、光が直線的に発光されるタイプですね。使い方のよくあるケースとしては、寝室など照らしたいポイントを狙って設置する場合や、飲食店の設計などの場合、(特にBARなど)あえて発光サイズの細いダウンライトを設置して、カウンターを照らすなど提案したりしています。

ダウンライトの種類の使いわけと今度は光の色温度!

光の発光種類が決まったら今度は色温度です。普段聞きなれない言葉ですが、現在の照明器具の種類には、主に2つの色温度があります。

1・昼白色(オフィスなどで使用されることが多い白に近い色温度)

2・電球色(オレンジ色に近い色温度)

明るさを比較すると、明るく感じるのは昼白色の方が電球色に比べて明るく感じます。では、どちらの色が多く使われているかと言うと、住宅の場合は電球色を使うケースが多いと感じます。実はそれには理由があります。

くつろぐ時間は脳を覚醒させない!

光の強さと脳の覚醒は比例します。お仕事から帰宅されて、のんびり寛ぎたいのであれば、リビングは電球色をおすすめします。元々人間の生活に光はなく、焚き火の光で夜を過ごしていました。エジソンが電球を発明し、戦後の日本は家の中が明るいことがステータスとなりました。しかし、様々な研究がなされて、明るさと脳の覚醒の作用が証明され、活動的になるにはより、太陽光に近い色温度が推奨されました。そのため、オフィスなどは昼白色(蛍光灯が主流ですが)を用いています。家庭内もそんな空間にしますか?癒しを求めたいですよね。だからこそ、電球色を用いることがおすすめなんですね。また、電球色の効果として、温かい食べ物が美味しく見れると言う効果もあります。

空間コーディネートは照明器具の配置も大きく影響する!

ライトの特性を生かし、どのくらいそれぞれの器具を離した方がいいのかなど、考えながらインテリアの打ち合わせを行っています。どんな空間に演出したいのかを明確にして、ご家族にあった空間演出をご提案します。